【2026年7月10日】特定技能1号運送ドライバーとは?制度・採用方法・給与・受入れのポイントを徹底解説

「ドライバーが採れない…」そんな悩みを抱える運送会社が増えています
物流業界では、2024年問題をきっかけにドライバー不足がこれまで以上に深刻になっています。
求人を出しても応募が来ない。
採用できても長く続かない。
既存社員の高齢化も進んでいる。
そんな状況の中、新たな選択肢として注目されているのが**「特定技能1号運送ドライバー制度」**です。
ただ、制度が始まったばかりということもあり、
- 「うちでも受入れできるの?」
- 「外国人ドライバーって本当に大丈夫?」
- 「何を準備したらいい?」
という声も多く聞きます。
私たち株式会社REも運送会社様とお話しする中で、「制度のことより、実際にどう進めればいいか知りたい」というご相談をよくいただきます。
この記事では制度の説明だけではなく、運送会社が安心して外国人ドライバーを採用するための実践ガイドとして、分かりやすくご紹介します。
物流2024年問題で、外国人ドライバーへの期待が高まる理由
深刻化するドライバー不足
物流は私たちの生活を支える重要なインフラです。
しかし現在、
- ドライバーの高齢化
- 若手人材不足
- 労働時間規制(2024年問題)
- EC需要の拡大
などが重なり、人材不足は年々深刻になっています。
国土交通省では、今後5年間で約28万8,000人の人手不足が発生し、そのうちトラック運送業だけでも約19万9,000人不足すると推計しています。
つまり、今後は「募集を出せば人が集まる」という時代ではなくなっています。
外国人材は人手不足を補うだけではない
特定技能制度は、人手不足を補うためだけの制度ではありません。
一定の知識や技能、日本語能力を備えた外国人材が、日本の運送会社で長期的に活躍することを目的としています。
私たちREも、「人数を集める」ことより、「長く活躍してもらう」ことを大切にしています。
採用して終わりではなく、教育や定着支援まで考えることが、これからの外国人雇用では欠かせません。
特定技能1号運送ドライバー制度とは
制度の概要
特定技能1号は、人手不足が深刻な産業分野で、一定の技能を持つ外国人が働くことができる在留資格です。
自動車運送業分野では、
対象業務
- トラック運送業
- タクシー運送業
- バス運送業
が対象となっています。
この記事では、運送会社から最も相談の多い「トラック運送業」を中心に解説します。
受入れ人数にも上限がある
国土交通省では、自動車運送業分野における特定技能外国人の受入れ上限を2030年までの5年間で24,500人としています。
つまり、制度を利用したい企業が増えれば、将来的には採用競争が激しくなる可能性があります。
今後は「必要になってから探す」のではなく、「今から受入れ体制を整える」ことが重要になってきます。
採用できる外国人材とは
特定技能運送ドライバーとして採用できる人材には、いくつかのパターンがあります。
主な採用対象
- 日本の留学生から在留資格を変更するケース
- 他分野の特定技能から転職するケース(要件を満たす場合)
- 技術・人文知識・国際業務(技人国)から変更するケース(職務内容や在留資格要件を満たす場合)
それぞれ在留資格や経歴によって必要な手続きが異なるため、事前確認が重要です。
必要な試験・日本語能力
トラック運送業では、次の要件を満たす必要があります。
必要な資格・試験
- 自動車運送業分野特定技能1号評価試験(トラック)
- 第一種運転免許
- 日本語能力試験N4以上または国際交流基金日本語基礎テストなどA2相当以上の日本語能力
日本語能力は高いほど望ましいですが、現場では「伝える工夫」と「継続的な日本語教育」も同じくらい重要です。
採用までの流れ
外国人ドライバーを受け入れるまでの一般的な流れは次のとおりです。
- 採用計画の作成
- 人材募集・面接
- 必要書類の準備
- 在留資格手続き
- 入社前オリエンテーション
- 安全教育・業務教育
- 入社・現場配属
- 定期面談・定着支援
実際には、入社後のフォローまで含めて採用と考えることが大切です。
給与設定の考え方
特定技能外国人だからといって、給与を低く設定することはできません。
制度では、日本人と同等以上の報酬が求められます。
給与を考える際は、
- 基本給
- 各種手当
- 残業代
- 深夜手当
- 賞与
- 昇給制度
なども含め、日本人社員と同じ評価基準を設けることが重要です。
また、長く働いてもらうためには、給与だけでなく「将来のキャリアが見える仕組み」を用意することも、定着率向上につながります。
受入企業が準備すべきこと
外国人ドライバーが安心して働けるかどうかは、企業側の準備で大きく変わります。
受入れ前に準備したいこと
- 教育担当者を決める
- 安全教育を実施する
- やさしい日本語を意識する
- 作業マニュアルを整備する
- 相談窓口を明確にする
- 生活面のサポート体制を整える
「採用したら何とかなる」ではなく、「迎える準備をしてから採用する」ことが、長期雇用につながります。
REが考える「人が辞めない運送会社」
私たちは、外国人材を紹介することだけが仕事だとは考えていません。
本当に大切なのは、入社した外国人ドライバーが安全に働き、長く活躍できる環境をつくることです。
そのためREでは、
- 特定技能外国人の紹介
- 登録支援機関としての支援
- 日本語教育
- 定期面談
- 生活支援
- 運送会社との情報共有
- 制度相談
- 受入れ後フォロー
まで、一貫してサポートしています。
外国人材も、日本人社員も安心して働ける職場づくりこそ、これからの運送会社に求められる競争力だと考えています。
よくある質問(FAQ)
Q. 外国人ドライバーは派遣で受け入れできますか?
現行制度では、自動車運送業分野の特定技能外国人は直接雇用が原則です。
Q. 受入企業にも条件がありますか?
あります。自動車運送事業者であることに加え、自動車運送業分野特定技能協議会への加入など、制度で定められた要件を満たす必要があります。
Q. 日本語はどの程度必要ですか?
トラック運送業では、日本語能力試験N4以上または同等レベルが求められます。
Q. 外国人ドライバーの教育は必要ですか?
はい。安全教育や社内ルールの共有、日本語教育など、継続的な教育が定着には欠かせません。
まとめ
物流2024年問題を背景に、特定技能1号運送ドライバーは今後ますます重要な人材になると考えられます。
一方で、制度を理解せずに採用を進めると、受入れ後のミスマッチや早期離職につながる可能性もあります。
だからこそ、採用だけでなく、
- 制度理解
- 教育
- 安全管理
- 日本語教育
- 定着支援
までを含めた受入れ体制を整えることが、これからの運送会社には欠かせません。
外国人ドライバーの採用をご検討中の企業様へ
株式会社REでは、
- 特定技能外国人の有料職業紹介
- 登録支援機関としての支援
- 日本語教育
- 定期面談
- 生活支援
- 運送会社向け受入れコンサルティング
- 制度相談
- 入社後の定着フォロー
まで、一貫してサポートしています。
「特定技能制度を活用したいが、何から始めればよいか分からない」
「外国人ドライバーの採用を検討している」
「受入れ後の教育や定着にも力を入れたい」
そんなお悩みがありましたら、ぜひ株式会社REまでお気軽にご相談ください。私たちは、**「採用して終わり」ではなく、「人が辞めない現場づくり」**を、企業様と一緒に考え、伴走していきます。






